ご存知ですか?味噌のパワーを……


「みそ」は日本全国で使われる調味料ですが、大豆だけを原料とする豆みそを使用するのは 中部地区が一番有名ですね。

「豆みそ」は煮込んだり、 かけたり、つけたり・・・と調理方法はいろいろとありますが、 それだけではなく、もっといろいろと隠された パワーがいっぱいあるのです。

見た目は悪い「豆みそ」だけれど、
実は大豆と塩だけで作られた栄養価の高い優良食品です!

皆様もご存知だとは思いますが、大豆は「畑の肉」と呼ばれています。
その他にも、いろいろなパワーがあることが、立証されているのです。




二日酔いを直すパワー

みそに含まれる「コリン」という物質にアルコールを早く体外に出そうとする働きがあるので、飲み過ぎた翌朝に効果があるそうです。
「昨夜、飲みすぎたな。」と思った朝に、味噌汁を食べてみてはいかがでしょうか?

世界に注目されているのが
放射能抑制効果とがん防止効果!

みそ汁を飲む頻度が高い人ほど、胃がんによる死亡率が低いことが発表されています。
(国立がんセンター研究所調べ)
女性特有の乳がんの治療では、「抑制剤と味噌汁をいっしょに飲むと効果的」と
実際に味噌汁を出している病院もあるそうです。

美肌効果

味噌には、メラニンの合成を抑える働きがあり、シミやソバカスを防ぎます。味噌に含まれる遊離リノール酸には、メラニンが合成されるのを抑える働きがあります。昔から味噌を作る人の手は白く、すべすべしていると言われますが、毎日みそ汁を飲むことで、美肌効果が期待できるのです。


掃除に味噌汁?

歯についたタバコのヤニを溶かす力をもっているとか。     
江戸時代からキセルの掃除に味噌汁が使われていて、“びっくりするほどきれいになる”というから驚きですね。


胃潰瘍の防止効果

味噌には胃の粘膜を守る働きがあります。みそ汁を毎日、または時々のんでいる人は、全く飲まない人に比べて胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの胃の病気が少ないという研究結果があります。さらに60歳を超えると、飲んでいる人は、特に胃の病気になりにくいという高い数値が出ました。

コレステロールの抑制効果

コレステロールは、人間にとって必要な成分ですが、余分なものは体内にたまって血管に付着し、脳梗塞・心筋梗塞・血栓症などの原因になります。味噌の主原料の大豆に含まれるサポニンには、血清コレステロールが上昇するのを抑える効果があり、レシチンや食物繊維には、コレステロールを除く働きがあります。味噌に加工してもこれらの作用に変わりはなく、血中コレステロール値の上昇を抑えてくれ、また下げ過ぎる心配もありません。