新聞掲載です

「一本の 五平餅にも 山河あり」



蔵元写真館「追憶」-5



「委託加工の桶に張り紙を」   昭和5~6年(1930~31)


清市は、「今年も味噌の委託加工の時期になりました。」と村々を周り歩いている時、「うまい味噌が出来たぞ。」と言う言葉を耳にすると、ブルブルと全身が震えるのを感じた。その冬の仕込みは去年より本数も増え、二人は又一心に仕込みを繰り返した。委託された味噌桶にお客様の張り紙をノリ付けする女房シヅエも必死であった。


有ること難し。 店主


味噌蔵ひとなる祭が中日新聞記事で紹介されました



中日新聞5月28日朝刊


晴天の下、第七回味噌蔵ひとなる祭が開催されました。
ハンカチを濡らしたドキュメンタリー映画「いただきます」
生まれて初めて触る豆麹、100人で100年桶に豆味噌を仕込みました。
味噌蔵でおむすびと豚汁をいただき、これが本当の美味しさだと知りました。
食後のひとなる音楽会は心を揺さぶりました。
多分、蔵の麹はいい味噌を育てるでしょう。

有ること難し。 店主