当社、工場長が大桶より選び抜いた蔵の自信作。
毎日食べても飽きのこない豆味噌。(通称、豆味噌のトロ)
豆味噌独特の渋みが少なく味噌汁に最適。
豆味噌通向き、品評会用。


木桶の森でゆっくり、じっくり。
桝塚味噌では、第二次大戦中、海軍の岡崎飛行場の格納庫であった建物を改装した味噌蔵が今も現役です。その中には昔ながらの杉、桧の木桶が約400本ほどあり、それぞれの木桶の中で味噌は育て上げられます。私たちがこだわり続ける味噌づくり。その信念をご紹介します。

大切な原料から醸造まで・・・
味噌を愛する私たちの心意気を知ってほしいのです。


天然醸造にこだわっています。


天然醸造と速醸の違い、知っていますか?
天然醸造とは、味噌が熟成の段階に入った時に、四季の移り変わりを経て、ゆっくりと熟成してゆく方法です。その反対として人工的に温度を調節して(熱を加え)麹の働きを活発にし、短期間に味噌を作りあげる速醸法があります。

天然醸造の味噌と速醸法の味噌ではコク、香り、旨みなどにおいて、ワインなどの醸造品と同じように味に大きく違いがあります。長期間熟成すると、自然と塩カド(ツンとした塩辛さ)がとれ、甘味的な底味が生まれてきます。

多くの市販の味噌では速醸法では生まれてこない、コク、香り、旨みの差を、調味料などを添加して誤魔化しているのです。

味噌本来の味とは決して作る味でなく、醸造として育て上げる味。桝塚味噌は天然醸造を守り続けています。


国産の大豆と北米産の大豆しか使っていません。


その理由:人体や自然環境にどんな影響があるかわからない「遺伝子組み換え食品」
桝塚味噌では「遺伝子組み換え原料」が問題になりはじめた頃から、すべての入荷大豆に「非遺伝子組み換え原料」であるという証明書の添付を義務付けをしてきました。また、責任とこだわりにおいて原料を厳選。国産大豆と北米産大豆を使用しています。 


これからの地球、人類のことを第一に考えます。


「地球の将来を考えよう。」が私たちのテーマです。
農産物を生産する農家は、生産効率という名の元に、虫や雑草と農薬の終わることのない戦いを続けています。
企業は利益追求の名のもとに合理化・リストラ・需要の刺激と企業の脈拍を速めています。

私たち人類はどう進むべきでしょうか?
また、環境問題も大量生産・使い捨て時代から続く企業の利益追求、過度なパッケージリニューアルなどにより、消費を過剰なまで煽(あお)った結果ともいえます。いずれの問題にしても、世の中「効率」という名のもとに、大きな犠牲を払ってきているのです。
私たち桝塚味噌では、これらの問題に対し、いち味噌屋として意見を持ち、遺伝子組み換え食品・ダイオキシン対策などにおいて改善に努め、世の中に訴えかけているのです。
今、そんな動きが世の中にあちらこちらに広がりつつある事を、嬉しく思っています。


朝、味噌汁も飲まずに会社や学校へ行く人たちが増えているそうです。
日本人は忙しさのあまり、暮らしに欠かせない“間”を忘れているのではないでしょうか。
今、日本で「くらし」に対しての不安が増加しているのも、
そんな社会の慌ただしさが一因のように思えます。

どんなに忙しくても、朝、一杯の味噌汁を飲む“間”があれば、
それだけで心のゆとりが生まれます。

「一杯の味噌汁を、少し味わって飲む。」

そんなところから、心のゆとりを取り戻してみませんか。


昭和3年  野田清市個人経営にて創業(味噌委託加工専業)
昭和5年  味噌製造開始(年産6t)
昭和12年  統制下につき配給制となる(〜昭和27年)
昭和34年  合資会社野田味噌商店に改組する
昭和36年  通産省近代化設備の指定により自動制麹装置を完成し品質の改善向上を図る
昭和38年  小袋詰完全自動充填機を設置して能率の向上と生産のオートメーション化を図る。年産1000t体制の設備となる
昭和44年  米味噌の生産開始
昭和45年  近代化を誇る出荷工場竣工
昭和46年  年産3000t体制の設備となる
昭和53年  優良法人として表敬をうける。排水処理設備完成(200t日あたり)
昭和56年  年産6000t体制の設備となる。
昭和63年  工場内空気清浄システム完成
平成2年  本社社屋建設
平成5年  本社プラント工場建設
平成19年  ISO9001取得
平成22年  いいともあいち会員となる
平成22年 とよた五平餅学会設立
平成23年  愛知ブランド企業認定
平成26年  農水省よりふるさと食品大賞受賞(うずらの味噌漬け)
平成26年  農水省より食育優良活動表彰受賞
2017(平成29年)みその学校定期開催始める
2022(令和4年)組織変更し のだみそ株式会社となる
2024 (令和5年)文化庁より食文化ミュージアムの認定を受ける

愛知ブランド企業認定式


弊蔵が愛知ブランド企業の認定を受けました。
今後、ものづくり王国愛知の企業として、強いメッセージと共に
その良さを発信していきたく思います。


愛知ブランド http://www.aichi-brand.jp/about/index.html
有ること難し。 店主