
中日新聞(2021-8-22)の地方版の片隅に、
弊蔵の記事掲載がされました。
「みそ蔵ツアーを通し戦争の歴史も学ぶ」とタイトルがつけてあります。
夏休み最後の企画で、「みそ蔵ミニツアー」を開催しました。
沢山の見学来訪者をご案内することが出来ました。
通常見ることのできないみそ蔵を、興味深そうに見入る方々、
夏の蔵の匂いを感じ、楽しそうに微笑む姿、
日本食文化に感謝申し上げます。
有ること難し。 店主
恒例の椙山女学院大学
野崎教室の前期最後の授業が暑い“蔵の杜小学校”で開催しました。
恒例の椙山女学院大学
野崎教室の前期最後の授業を暑い“蔵の杜小学校”で開催しました。
コロナ禍の中40名を超える学生が教室を埋めました。
いつもは静寂を保つ蔵の中に、香豊かな若い気配に
蔵の神様も「シャキッ」としたことでしょう。
教育に志す者たちにとって、
少しでもお役に立てて、感謝します。
未来の子供たちのこと、よろしくお願いします。
有ること難し。 店主
今回は発酵と熟成についてです
発酵と熟成って いったい何が違うの?
どちらも微生物が関係していて・・・
名称は違うけど一緒の意味ではないの? とか・・・
みなさん
残暑の候 いかがお過ごしですか
『蔵 頭』 です
今回は発酵と熟成についてです
発酵と熟成って いったい何が違うの?
どちらも微生物が関係していて・・・
名称は違うけど一緒の意味ではないの? とか・・・
では、豆味噌で考えてみましょう!!
味噌の原料である大豆を蒸煮して
麹菌を付けます
ここではまだ発酵も熟成もしていません
麹菌を付けた大豆を室と呼ばれる温度管理ができる部屋に入れます
ここで麹菌にとって活動しやすい温度(30℃~35℃)に保ち
2日間過ごします
この室の中にいる2日間で麹菌はたくさん菌を増やそうとします。
菌を増やしている状態、これが発酵になります。
今度はたくさん発酵して増えた麹菌(味噌玉)に
塩と水を加えてしっかり混ぜます。
混ぜたものを木桶の中に投入します。
重石を乗せて味噌になるまでの約2年間
これが熟成になります
発酵は微生物により菌が増えます。
熟成も微生物が出す酵素のおかげで熟成が進むので
どちらも微生物による働きでおこなわれますが
なんとなく意味が違いますね
なので味噌に関しては
発酵して熟成させた物になります
発酵や熟成によって食べ物がおいしくなるという意味では
どちらも人にとって有益で大事なことなんです
今回も微生物に感謝して
発酵食品をおいしくいただきたいと思います
次回は賞味・消費期限についてです
お楽しみに