
蔵から出したばかりのお味噌を、ご自宅用や贈答用に100g単位で量り売りしています。地元を中心に、遠くは静岡や横浜からお客様がいらっしゃいます。当店では、豆味噌の「粒」と「すり」、白味噌、こうじなどいろいろな種類を置いてます。私のおすすめのお味噌は「天の豆(粒)」。お味噌汁はもちろん、どて煮、うどん、酢味噌和え、味噌カツなど、いろいろなお料理に使えるので便利ですよ。
約2年半が過ぎました。直売店まで足を運んで下さり、味噌をお求めになるお客様は「食」や「味噌」にこだわりを持ってみえる方が多いので初めの頃はお客様の質問に上手に答えられなかったり、お店の先輩に助けてもらったりしました。味噌は奥が深いので、2年半経った今でも新しい発見がたくさんあります。
直売店へ初めていらっしゃるお客様がまず戸惑う事の一つが、値段が一切表示されていないところです。値段は?どの味噌がおすすめか?等々、自然と会話が生まれます。大型スーパーやコンビニエンスストアでは失われてしまった店員とお客様が目を合わせ、会話を楽しむ。そのような素敵な空間にいたい、提供したいと思ったからです。そして私自身もおしゃべりが大好きだからです。
お客様と直接向き合って働けることが本当に楽しいです。なかには私が生まれる前から常連という方もみえて、私の事を孫のように可愛がって下さるのでうれしいです。
出荷場から直売店までお味噌を運んだり、大豆を測ったりする時は力仕事なので大変です。あとは、清潔感が大切なので、ネイルができないことが少し残念ですね(笑)。
お店の先輩から、お味噌についていろいろと教わっています。そして、お味噌のことをお客様に少しでも伝えられるよう、なるべくたくさん会話することにしています。逆に、お客様から教わることも多いんですよ。
お味噌って、当たり前にあるものだからかスポットライトが当たる機会が少ないと思うんです。でも、お味噌は日本人にとってなくてはならないもの。サプリメントよりも自然食であるお味噌の方がよほど日本人の体に合っていると思います。そんなお味噌の魅力を、自分と同世代の方にも知ってほしいです。「お味噌はダサくないんだよ」って(笑)。
地元でのんびり過ごす事が多いです。最近は友だちとウォーキングしたりしています。この辺りを歩いていると蒸した大豆のいい香りがするんですよ(笑)。
お味噌づくりでは、人の手を加えるのはほんの一部。自然が相手なので、その日その日で臨機応変に動ける方、思いやりのある方が職人さんには向いているかもしれません。
私もまだ勉強中ですけれど、特に若い方に、「お味噌がどれだけ体にいいか」を出来るだけ伝えていきたいです。当たり前(にある)ということがいかに大切かを知っていただけたらと思います。
家庭用、業務用商品の営業です。主に名古屋地区の量販店、問屋を担当しています。時には、関東方面にも営業に行っています
入社して15年経ちました。入社して半年間は現場で味噌の仕込みから出荷までを研修し、その後半年間は先輩に同行し、営業から配送までの研修をしました。
小学校の時に、味噌蔵を題材に自由研究をしました。大人になっても、その時に感じた味噌の香りや味に魅力の記憶が残っており、味噌屋を選びました。
自分の提案が受け入れられて、お客様のお店に味噌が並べられた時に「良かった」と感じます。また、店頭の味噌の量り売りなどで、お客様に説明し買ってもらえた時もやはり嬉しいです。
朝早かったり、1日中お店で立って販売している時は少し大変と思います。ですが、味噌が売れるとそんな疲れもふっとびます。
1つは、「常に新しい情報をもってお客様に接する事」です。いろんな提案に生かされますし、自分自身が市場ニーズを把握する事にも役立ちます。
もう一つ大切にしている基本は「正直に接する事」です。時には断る決断も必要になります。
日本人のDNAに刻まれたものだと思います。みそ汁はおかずにもなる万能食品です。やっぱりご飯にみそ汁が1番!!
家族と公園へ遊びに行ったり、ショッピングをしたりします。あとは、草野球チームに所属して、リフレッシュしています。
お客様の意見をよく聞き、まわりに気をくばれる人が向いていると思います。
桝塚味噌のことをもっと良く知ってもらいたいです。また、手づくりの味噌汁のおいしさをもっと広めていきたいと思います。
夏を越え、順調に乾燥した材木たちの加工し木桶を製作します。
ここで、材木を確認し歪みや、割れがないかを確認。
もちろん、割れなどがあると使用ができませんので、最初の材木確保の段階では、これらを読んで数に余裕を見ています。
ロスを無くすことは出来ない事こそ「自然」なのかもしれません。
ひとつひとつの部品を丁寧に作り、我々の味噌蔵へとはこびます。サイズが大きいため、現地組み立てになるのです。
土台、横板、そして箍(たが)締めと 慣れた職人が組み立てます。
一年近くの月日を経て、遂に平成の大桶が完成です。
日本の伝統食品である味噌の中で、最も歴史が古いと言われるのは「豆味噌」です。八丁味噌はこの豆味噌の一種です。長年に亘って培った「豆味噌造りの技術」で、丹精込めて熟成させたものが八丁味噌になります。
「八丁味噌」の生産地である愛知県は、高温多湿な気候であり、味噌造りで重要な製麹過程で腐敗することが多く、安定した味噌造りができなかった。そこで、「八丁味噌」に関しては、高温多湿でも安全に麹造りができるように大豆だけで味噌玉を作って大豆に直接麹菌を付ける「味噌玉造り製法」が定着してきた歴史があります。
製法・原料・熟成などに関して国が細かく定める基準を満たした豆みそを八丁味噌と呼ぶ事ができるのです。
愛知県の豆味噌以外の他県産の豆味噌は八丁味噌と名乗れません。
愛知が生んだ、愛知の味噌、それこそが八丁味噌なのです。
※弊社の豆みそ(八丁味噌)は、伝統のみそ玉製法で木桶にて18ヵ月以上の天然醸造を行います。