
日本の伝統食品である味噌の中で、最も歴史が古いと言われるのは「豆味噌」です。八丁味噌はこの豆味噌の一種です。長年に亘って培った「豆味噌造りの技術」で、丹精込めて熟成させたものが八丁味噌になります。
「八丁味噌」の生産地である愛知県は、高温多湿な気候であり、味噌造りで重要な製麹過程で腐敗することが多く、安定した味噌造りができなかった。そこで、「八丁味噌」に関しては、高温多湿でも安全に麹造りができるように大豆だけで味噌玉を作って大豆に直接麹菌を付ける「味噌玉造り製法」が定着してきた歴史があります。
製法・原料・熟成などに関して国が細かく定める基準を満たした豆みそを八丁味噌と呼ぶ事ができるのです。
愛知県の豆味噌以外の他県産の豆味噌は八丁味噌と名乗れません。
愛知が生んだ、愛知の味噌、それこそが八丁味噌なのです。
※弊社の豆みそ(八丁味噌)は、伝統のみそ玉製法で木桶にて18ヵ月以上の天然醸造を行います。
「食文化ミュージアム」とは?
文化庁では、食文化への学びや体験の提供に取り組む博物館、施設等に関する情報をウェブ上の仮想ミュージアム「食文化ミュージアム」で一体的に発信する取組を実施しています。 日本の食文化に触れていただくとともに、実際に各施設に足を運んで地域の食文化を学び・体験する機会につながることを目指しています。
桝塚味噌では、第二次大戦中、海軍の岡崎飛行場の格納庫であった建物や、移築した大正時代の小学校の校舎を改装した味噌蔵が今も現役です。
その中には昔ながらの杉、桧の木桶が約400本あり、それぞれの木桶の中で味噌は育て上げられています。
ツアーでは、じっくり時間をかけて、桝塚味噌のこだわりをご見学頂けます。
※見学をご希望の際は事前にお電話にてお申込み下さい。
(申し訳ありませんが、当日のお申込みはお受けしておりません。)
「みそは作らない、育てる。」
大小合わせ400本もの木桶を有する独自の世界や、大正時代の小学校の机やイスに座るみそ蔵見学、みそ量り売りの醍醐味など、魅力あふれる味噌蔵です。
味噌蔵見学や、若い世代を中心に手作りの良さを伝えていきたいという思いから親子や一般の方でも手軽に仕込みから熟成までの味噌作りを体験できる「みその学校」を開催しています。
また、蔵Shopでは「量り売り方式」でコミュニケーションを重視した販売を行なっています。
「ゆっくり、ちゃんと」
地球の将来を考えよう
見 学 料:有料
所用時間:「学びの蔵見学」 約1時間
見学料 小人 330円
大人 1100円
「みその学校」約1時間30分~2時間 (みそ作り教室)
一般 仕込み 600g袋 2860円(見学料込)
学校申し込み 600g袋 1430円(見学料込)
予 約:要(TEL 0565-21-0028)
受 付:10名以上の団体様(上限 約45名)
対 象:小学生以上
※詳しくはお問い合わせ下さい。
『ほんもの』とは何かを、どうぞこの会からじっくり御賞味下さい。
ニッポンのMISOヂカラファミリー味噌田家がお届けする学べるエンターテイメントサイト。
とよた五平餅公式サイト
とよた五平餅の特徴、こだわり、お店等を紹介します。
米、麦の共同購入醤油の分析
組合員の企業活動上の支援
愛知県産みそ、しょうゆのPR活動
全国味噌工業協同組合連合会が、
すぐれた健康食品である味噌を皆様の健康増進に役立てていただけるように設立した組織です。
朝、みそ汁も飲まずに会社へ出かけて行く人が多くなったと聞きます。
日本はだんだんとせっかちになって、その分、昔ながらの大事なものを一つ一つ捨てているかのようです。
文化・伝統といわれた数々の食品も、合理化のためとばかりに安易な手段の選択。
もちろん歪んでいく食生活に歯止めをかけるべく、一方では有機栽培による自然食が見直されつつあるのも事実です。
私たち桝塚味噌は、日頃からひたすら味噌を愛し、時代の流れに左右されることなく古来の方法を守り続けている蔵元です。
我々にとっての味噌とは、大豆・米・麦などの農産物と微生物が日本の風土の中で織り成す交響曲であると考えています。
もちろん農産物を原料とする限り、産地・作柄・時期等で微妙な変化はあります。
そうした自然の条件のもとで、その年の最良の味噌を造り出すため吟味に吟味を重ねているのです。
たくさん作って、たくさん売る。
そういう商売もあるかもしれません。
でも私たちは、自分たちが納得した物をお客さまにお売りしたいのです。
丹精こめて育てたお味噌を私たちの手からお客さまの手にお渡しする。
そんな昔ながらのありふれた味噌屋。
それが私たち蔵元 桝塚味噌です。