2004年09月18日

大豆の葉

ハスモンヨトウ虫


大豆の順調な生育は、虫達にとっても快適な環境のようです。
契約栽培の大豆畑でも、ハスモンヨトウ虫(害虫)が発生しました。
こうなると、殺虫剤の散布を予定しています。

今、世界では遺伝子組換え大豆が主流になってきています。
大豆の遺伝子に、虫から得た殺虫効果のある遺伝子情報を組換えた大豆です。
日本ではまだ栽培されていません。
人間に都合の良い環境にするため、虫達は殺虫剤で殺され、
あるいは遺伝子を操作し当たり前のように駆除されます。

自然との共存とは、どういうことなのでしょう?
是非、畑に出て、考えたいものですね。

「味噌醸す 匂い漂う 飛行雲」 信

合掌。 店主


2004年09月05日

稲穂

大豆の花


初秋の始まりは、大豆の花です。
稲穂も頭(こうべ)を垂れ、稲刈は目の前です。
今年は、例年に比べ、数多くの台風が来ているような気がしますね。

この地方は、運良く、直撃を免れています。
農業は運に(自然に)大きく作用されるのです。
当たり前のことに、平身低頭「感謝」ですね。

「蔵壁を 染めて余りし 大夕焼」 五郎

合掌。 店主


2004年08月15日

成長中の大豆

大豆畑


不作の次の豊作を、予感させるような気候。
順調に大豆の生育は進み、早稲の稲穂は頭を垂れます。
今年の夏、スイカは例年に比べ、甘く感じませんか・・・
暑い夏は、旬の果物も美味しくしますね。  

「盆の月 岬がくれの 舟溜り」 鴻司

合掌。 店主


2004年08月08日

大豆畑

根寄せ(中耕・ちゅうこう)


今年の夏は、昨年の冷夏とは反対に、「暑い。」
大豆畑は強い陽射しを受け、順調に推移しています。
隣の大豆畑では、根寄せをしています。

大豆の幹に、土を寄せるには二つの理由があります。
雑草を取ることと、大豆自身の幹と根を、風雨から守ることです。
決して派手な作業ではありませんが、良い大豆に育てるには必要なのです。
昔から「手をかけなければ、良い作物はできない。」と言われました。
手をかけるとは、こんな事なんでしょうね。

「瓜漬けて 少し辛めか 箸遠く」 誠子

合掌。 店主


2004年07月25日


中国大豆の生育状況を撮影した写真を入手しました。
写真は 黒龍江省 ハルビン市の北方の畑を撮影したものです。早い株はすでに蕾をつけておりました。
当地の農家の話では、現時点のところ 作付け面積も増え、作柄も概ね良好で供給量は増える見込みとのこと。開花→結実→成熟期間では、日照時間を多く得られることを期待されています。(昨年は、8月から収穫迄にかけ、日照時間が著しく減少し 作柄に大きく影響したことによる為です)

日本の食は、今、世界に頼っています。
弊蔵でも、国産大豆だけでは成り立ちません。
だからこそ、日本の農業を考えなければなりませんね。
( 資料元 朋和商事㈱ )

合掌。 店主