2000年12月30日



師走、20世紀も残すところあと二日です。蔵では、毎年恒例の大掃除です。
日ごろいろいろな作業に追われて、なかなか出来ない所までこの日は徹底的に行います。やはり、一つの区切りのようなものです。
でも、これが無いと、何と無く一年が終わりません。

一日を費やして、その後の、気持ち良さは
「一年間、働かさせていただき、どうも有り難うございました。」
と素直に言えますネ。

そして、また「来年も、よろしくお願いします。」と自然に口に出ます。

「酔うほどに 愚痴の出て来る 年忘れ。」 
                    辰


2000年12月20日


「はじめまして、辰です。」もうすぐ、21世紀です。
まさか、わしが21世紀まで生かして頂けるとは思いませんでした。
「南無阿弥陀仏。」合掌。

 今日から春まで、味噌蔵のお話をゆっくりしますので、まぁ、飽きずに聴いてやってください。どこまで皆さんに知ってもらえるか、不安一杯です。

 この辺りも、昔とは様子が変わり、だいぶ騒がしくなってきた。
ここに昔、日本海軍サンの飛行場があったなんて、夢物語かもしれんな。
その前は、狸の出る山の中。なんて愉快、愉快。でも事実なんだぁ。

「熟練の 味噌樽仕込む 寒の水。」 
                 辰