2022年02月23日

蔵頭ブログ-21


まだまだ寒い日々が続いていますが
いかがお過ごしですか『蔵 頭』 です
寒いとあったかいものが食べたくなりますよね
是非 鍋物や味噌汁を飲んで頑張っていきましょう
春はもうそこまで来ていますよ!!!

今回も味噌の種類のお話です
種類としては3種類目になります

では
3つ目は
【麦味噌】です



米味噌・豆味噌と続いたのでなんとなく
予想ができた人もいると思いますが・・・

製造している地域も限られていて
中国地方や四国 九州地方を中心に作られています

仕事関係でこちらに来られた方はご存じだとはおもいますが
この辺ではあまり馴染みが無い味噌かもしれませんね

麦味噌も原料は大豆・塩・水は使用します
発酵に使う麹菌は麦に麴をつけた麦麴を使用します


特徴は
大豆に対しての麴の量が米味噌に比べて多く使っているため
熟成期間は短くなります
麦味噌は独特な香りがあり、甘口で淡い色合いの味噌になります

薩摩みそや九州麦みそなんかは有名です
郷土料理の冷や汁やさつま汁などに使用しますね

それでは次回は味噌の種類 最後の4つ目をご紹介したいと思います。
お楽しみに


2022年01月25日

蔵頭ブログ-20


新年 明けましておめでとうございます
『蔵 頭』 です
本年もどうぞ よろしくお願いします

では昨年から続いています
味噌の種類についてお話していきますね

前回 味噌の種類 
1つ目は米味噌とお話ししましたが
2つ目は
【豆味噌】です



色が赤黒いために赤みそと呼ぶ人もいますが
正式には豆味噌になります

味噌に必要なものを前に話をしました
大豆・塩・水 あと一つは麹菌でしたね
豆味噌は原料の大豆に菌を生やして味噌をつくります
大豆のみの味噌のため栄養価の高い味噌になります


特徴は
① 熟成期間が長くなること
豆味噌は熟成期間が長くなります。天然醸造で1年以上
温度管理をおこなう醸造方法でも半年程必要になります。
熟成期間が長くなることで旨味やコクのある味噌に仕上がります。
② 塩分濃度は比較的低い
色が濃いので味噌は辛く塩分高いと思われがちですが
味噌自体は他の味噌に比べても低いです
③ 煮込み料理に最適
豆味噌は煮込めば煮込むほど旨味・コクが増していきます
名古屋飯のどて煮や味噌煮込みうどん、
カレーなどに入れて味に深みを入れるのにも適しています
④ 東海地方で製造
主に製造しているのは愛知・岐阜・三重の東海地方で生産しています
枡塚味噌も豆味噌を中心に味噌製造をおこなっています
豆味噌メーカーごとに工夫を凝らして製造していると思いますが
当社はあっさりめの味噌を目指しながら旨味・コクがしかっり感じられる味噌に仕上がるように製造をおこなっています。

職人が工夫を凝らして製造した豆味噌をご賞味いただけたらと思います。
それでは次回は味噌の種類3つ目をご紹介したいと思います。
お楽しみに