2004年12月03日

神谷 修御夫妻

収穫風景


待ちに待った収穫です。
「今年は、台風の影響で早く葉が落ち、例年に比べて、
粒が小ぶりで、腐れ豆も有ります。」と修ちゃん。
でも、あの台風を乗り越えた大豆には、
ただ「有り難う。」の言葉しかありません。
「来年も、よろしくお願いします。」と小生。
こんな当たり前の大豆に、
"有ること難し"と感じることは・・・素敵ですよね。

合掌。 店主


大豆を感じる、修ちゃんと筆者


半年間「修ちゃんの大豆畑日記2004」を掲載させていただきました。
神谷 修御夫妻はじめ多くの方々のご協力に感謝申し上げます。
2004年は終りますが、また新しい大豆畑日記は続きます。
今後もよろしくお願いします。


2004年10月24日


米の収穫も終わり、先週この界隈の「秋祭り」でした。
今年は台風の当たり年で、日本海側、そして台風22、23号が九州、四国、
東海地区に甚大な被害を与えました。
大豆は、朝夕の冷たい風にさらされ、青々とした葉は光合成を止め黄葉し、
茎から落葉を始めています。今回の台風で、少なからず倒木しました。
それでも、次世代に子孫を残すため、種子にすべてのエネルギーを注ぐのです。
我々人間は、何を次世代に残そうとしているのでしょうね?・・・
大豆からたくさんのことを、教えられる気がしませんか。

「味噌桶を 担いで老いを 感ぜざる」 鎌次郎

合掌。 店主


2004年09月18日

大豆の葉

ハスモンヨトウ虫


大豆の順調な生育は、虫達にとっても快適な環境のようです。
契約栽培の大豆畑でも、ハスモンヨトウ虫(害虫)が発生しました。
こうなると、殺虫剤の散布を予定しています。

今、世界では遺伝子組換え大豆が主流になってきています。
大豆の遺伝子に、虫から得た殺虫効果のある遺伝子情報を組換えた大豆です。
日本ではまだ栽培されていません。
人間に都合の良い環境にするため、虫達は殺虫剤で殺され、
あるいは遺伝子を操作し当たり前のように駆除されます。

自然との共存とは、どういうことなのでしょう?
是非、畑に出て、考えたいものですね。

「味噌醸す 匂い漂う 飛行雲」 信

合掌。 店主


2004年09月05日

稲穂

大豆の花


初秋の始まりは、大豆の花です。
稲穂も頭(こうべ)を垂れ、稲刈は目の前です。
今年は、例年に比べ、数多くの台風が来ているような気がしますね。

この地方は、運良く、直撃を免れています。
農業は運に(自然に)大きく作用されるのです。
当たり前のことに、平身低頭「感謝」ですね。

「蔵壁を 染めて余りし 大夕焼」 五郎

合掌。 店主


2004年08月15日

成長中の大豆

大豆畑


不作の次の豊作を、予感させるような気候。
順調に大豆の生育は進み、早稲の稲穂は頭を垂れます。
今年の夏、スイカは例年に比べ、甘く感じませんか・・・
暑い夏は、旬の果物も美味しくしますね。  

「盆の月 岬がくれの 舟溜り」 鴻司

合掌。 店主