2004年11月06日

収穫中

農民 林さん


中国では大豆の収穫が終盤になりました。  
 産地の集荷業者や生産農家の話によると、収穫時の天候が良かったことで最終的な
反収は比較的良好と言えたが、成熟期にあたる8月後半〜9月の期間雨が降らず
旱魃であった影響で粒径が今年は小さい傾向になりました。
昨年は先高を見込んで大量買付けした産地業者が、大もうけしたのを目の当たりにした
農民達が、今年は我もと考えているせいか、農家が売り渋る傾向にあります。
いずれにしても今後 相場が大きく変動する可能性もあり、市場からは暫く
目が離せそうにありません。

( 資料元 朋和商事㈱ )

合掌。 店主


2004年10月02日

蔵の様子

蔵内の野


弊蔵には沢山の建物(蔵)があります。
その中のひとつに、恵比寿蔵と言う名前の蔵があります。
外見は変わりませんが、その蔵が改修を終え、 新しい蔵になりました。
長く使ってきた蔵も、時と共に老朽化します。
昔、海軍の兵舎として使用されていた建物です。

再び、次世代に伝える蔵として、 歴史の証人としても、
蔵人と共に、この改修は、喜びに堪えませんね。

合掌。 店主


2004年07月25日


中国大豆の生育状況を撮影した写真を入手しました。
写真は 黒龍江省 ハルビン市の北方の畑を撮影したものです。早い株はすでに蕾をつけておりました。
当地の農家の話では、現時点のところ 作付け面積も増え、作柄も概ね良好で供給量は増える見込みとのこと。開花→結実→成熟期間では、日照時間を多く得られることを期待されています。(昨年は、8月から収穫迄にかけ、日照時間が著しく減少し 作柄に大きく影響したことによる為です)

日本の食は、今、世界に頼っています。
弊蔵でも、国産大豆だけでは成り立ちません。
だからこそ、日本の農業を考えなければなりませんね。
( 資料元 朋和商事㈱ )

合掌。 店主


2004年07月11日

TBSから、テレビ取材が二日間、蔵に入りました。
スローフードの話で、イタリアの食と日本の食の比較をするとのことです。
我々のような、あたり前の味噌屋からは、
「どうして、我々の蔵に・・・」と感じますが、
日本では、もうあたり前の味噌屋がもう無いとのことで・・・
恥ずかしい気持ちと誇らしい気持ちで、心が揺れます。
でも、日々あたり前のことを、淡々とこなしていきます。
蔵では、今日も同じ作業が繰り返し行われます。

合掌。 店主


2004年06月06日

小泉武夫氏の講演

売り場風景


東京、日本橋高島屋にて、小泉武夫氏(東京農業大学 教授)の推薦により、
味百選の催事に参加しました。東京のお客様には、はじめてのご紹介です。

『日本の食文化を担う覚悟を伝える。』そんな、大袈裟な思いで参加しました。
伝えることが出来たか、どうかは解かりませんが、
そんな思いで参加している味噌屋も、在るんだってこと表現してきました。

小泉武夫先生を中心に「食に命を懸ける会」そんな素敵な会が発会しました。
「同じ想いを持つ仲間が、こんなに居るんだ。」嬉しく思いました。
高き志を持ち、生きていかなければと実感した東京でした。

合掌。 店主