2019年08月19日

ブログ「夏子と味噌」-5


こんにちは!
暑い日々が続きますね

皆さんご存じだとは思いますが、桝塚味噌では昔ながらの木桶で味噌を作っています。
その木桶は何十年、何百年も使いますが、修理に修理を重ね
いつかは解体しなくてはならない時が来ます…

今月は、桶の解体についてお話します!
今回この桶は、側面の板がズレて、ガタガタでもう直しようがない。
ということで解体することになりました。



この写真は、ひっくり返した桶の底部分ですが、ガタガタになっているのがよくわかります。

箍(たが)を切っていきます。



写真のような竹のたがは、何本もの竹が編み込んで作られています。
編み込みの中心には、木や縄を巻いた竹があります。



竹の箍を修理したり、付け直すことができる職人がいないので
竹の代替品として金属の箍を使うことがあります。

しかし、金属もいつかは、ひびが入ったり割れたりするので、
解体することになれば、同じように箍を切っていきます。



箍を切る機械を少し触らせてもらいましたが、なかなか重量もあり、切るときには力もいるので大変でした。

さて、箍を全部切り終わると、崩していきます。
ねじなどを使わず、箍だけで固定してあるので、全部切り終えるとすぐに崩れます。


解体した後の板は、使えるものだと蔵の壁に使われたりします。
見学などに来た際、ぜひ探してみてください。


さて、植えた大豆は…



見事、枝豆ができてました!
まだ粒が小さいですが、立派に育っています。

先輩と一緒に草刈しただけありました。
あとは茶色になるまで待つだけですね。

みなさん、熱中症には気を付けてください!
それでは