2001年09月09日


朝晩の涼しさが、初秋を感じさせます。
風が大豆畑を、「緑の海」のように揺らします。
畑では、大豆の花が萎れているのが目に付きます。
多くの枯れていく花と同時に、その花の子房が膨らみ、枝豆が出来つつあるのです。

枝の一箇所からサイズの違う枝豆が、4つ出ているのを見つけました。
花が、順番に咲いていったのでしょう。
一度に見ると、「こうやって、大きくなるんだよ。」と教えてくれます。

大豆は、2〜3週間をかけて、順番に花をつけます。
多分、種を守るため(子孫を確実に残すため)に、
間隔を空けて咲いていくのです。

「自然」と争うことなく、受け入れて生きているのですネ。


「蝉落ちて 動くこと無く 地の乾き。」 
                   辰