2000年12月14日


大豆の収穫です。やはり今年の大豆は、このあたりは不作でした。例年、一反(300坪)あたり8俵程度の収穫に対し、今年は5俵です。あの9月の大雨の影響で、結実のタイミングと重なりどうすることも出来ませんでした。水はけの良くない土地では、もっと悲惨で2俵という所もあります。その上、粒も小さいです。
春から大豆畑を、季節とともに眺めてきて、あらためて自然の優しさと、冷酷さを感じました。そして、「どうしようもないことは、どうしようもない。」という、百姓の強さを感じることができました。小さな豆から紫の可憐な花を付け、そして緑の枝豆、最後に枯れて種の保存のための大豆と、まるで我々の人生を見るようです。
我々は今、どこに居るのでしょう?                 終り。

「大銀杏 裸となりて 天を突く。」 
                  かま次郎

「かま次郎さんの大豆畑日記」はこれで終わりです。
長い間ありがとうございました。<(_ _)>
次回からは・・・「辰ちゃんの味噌蔵日記」が始まります!
よろしくお願いします!!