2022年08月19日

蔵頭ブログ-27


こんにちは
毎日暑い日が続きますがいかがお過ごしですか?
『蔵 頭』 です
前回より
よくある質問についてお話しています。
今後味噌を使う時に何かの参考にしていただけたらと思います



では 今回の質問です
Q:味噌汁の塩分はどのくらいですか?
  塩分を控えているのですが味噌汁は飲んでも大丈夫ですか?


A:健康に気を配っている人は塩分の量は気になりますよね?
  味噌は体に良いと言われますが実際どれくらいなのか解説したいと思います

まず味噌自体の塩分の量ですが
味噌の種類によっても多少の違いがあります
以前味噌の種類について話をしましたが米味噌・麦味噌(12%前後)よりも
豆味噌(11%前後)の方が若干ですが塩分は少ないです。
もちろん麴歩合が高く甘味の強い米味噌は10%以下の物もあります

味噌の塩分を確認したうえで味噌汁の塩分についてです
味噌汁はお椀一杯で約1g前後の計算になります。
ただし濃い目が好きだからと量を多くしたら塩分も多くなりますが
一品の料理の食塩量としては少ないです

味噌は塩分量が多い食品ですが、一度に大量に食べることはないですし
料理に使った時の塩分の量は多くなることはありません
それよりも発酵熟成させた味噌の中の物質にはたくさんの効用がありますので
味噌汁をはじめとした料理にご使用ください

味噌汁ですが塩分のことを気にせずに
暑い時期だからこそ味噌汁を飲むようにしてください
味噌の原料は大豆です
大豆は栄養価が高い食べ物ですし
汗をかくこの時期には味噌の塩味が塩分補給にもなり一石二鳥です

私はなるべく味噌汁を飲むようにしています
毎日同じ味では飽きてしまうので
使用する味噌を変えて気分で豆味噌にしたり米・麦・こうじ味噌にしたり
ときには自分ブレンドの合わせ味噌にしたり
味噌だけではなく具材も変えてみてもいいですね
定番の豆腐・ネギ・揚げからきのこ類・根菜類、たまごや納豆も入れてもいいですし
夏野菜のおくらやナスもおいしいですね
この時期だからこそ 味噌汁を飲んで暑い夏を乗り切りましょう!!!

それでは次回もお楽しみに