2022年09月16日

蔵頭ブログ-28


9月に入り涼しくなり秋めいてきましたね
いかがお過ごしですか

 『蔵 頭』 です
前回より
よくある質問についてお話しています。
今後味噌を使う時に何かの参考にしていただけたらと思います



では 今回の質問です
Q:味噌には添加物が入っているのですか?

A:味噌は体にいいとは聞きますが、食材に気をつけているのに添加物が入っているかは気になるところだと思いますので、どんなものがはいっていてどんな意味があるのかを解説していこうと思います

味噌は発酵食品であるのでそのままの状態でおいておくと品質は変化をします。場合によっては腐敗して食べられなくなることもあります

一般的にはこの変化を少なくするために加熱処理(味噌の中の酵素を死滅させるため熱を加え変化を少なくする方法)をしていますが保存料として用いられている添加物にはソルビン酸やアルコール(表記欄には酒精と明記)等が使用されています

次に官能的な部分でいうと
味噌自体の旨味が少ない場合それを補うために調味料(アミノ酸等)が加えられます
また甘味が足りない場合に甘味料(砂糖等)
色付きを補うためにカラメル色素やビタミンB2
なども使用されています

もちろん商品の裏面 原材料の内容表示欄に
使用した添加物は表示することになっていますので
気になる人は裏面表示をしっかり確認してみてください

味噌によっては加熱処理をしなかったり添加物を加えなかったりと
桶から出したそのままの状態の味噌もあります
自信がないと生味噌の状態では出せませんが
私たちは味噌本来の味を楽しんでもらうために添加物を
いっさい加えていない生味噌を提供しています
是非 直売店やネット販売もしていますので
味噌本来の味をご賞味いただければと思います

それでは次回もお楽しみに!!