
2019年10月15日
こんにちは
大分涼しくなってきましたね!
前回は機械で味噌を掘り出す方法をご紹介しました
今回は、人の手で掘り出す方法をご紹介します!
桝塚味噌の蔵には、天井の梁の高さの関係で
前回ご紹介した機械を入れることができない所があります。
そのような蔵で味噌を出すときは、2mほどの深さの味噌を全てスコップだけで掘り出します。
この作業がものすごく大変で、上の方を掘るときは下に落とすだけでよいのですが、
下の方になっていくにつれて、桶のふちまで味噌を上げなければいけません。
そうすると、相当な腕の力が必要になります。
さらに、みそが柔らかいので足も埋まってしまい、踏ん張ることすら難しいです。
掘り出した味噌は、大きな漏斗を通って、二石と呼ばれている容器に入れていきます。
こうして出された味噌が商品になって、みなさんのお手元に届きます。
さて、全て掘り終わった後、掘り出していた人たちに今の気持ちを体現していただきました。
「疲れた…」とのことだそうです。
さて、
大豆ですが、全て乾燥したのでできあがりです!
パリパリで、さやが割れているものもありました。
植えたものよりかは少々小粒になってしまいましたが、無事にここまで育ってくれてよかったです。
完成した大豆は、「みその学校」や小学生の見学の際の説明で、みなさんに見ていただこうと思っています!
今月までで、大豆から味噌になって、出来上がるまでの過程をご紹介してきました!
来月は白味噌について紹介していこうと思います!