2001年10月01日


秋も本番、木々もこころなしか深緑から濁りを感じます。
朝露の中の大豆畑は、闇の余韻を残す虫達の音と共に、静かです。
 外見ではまだ分かりませんが、大豆の枝や葉が茶色になりつつあります。

大豆の枝豆は一段と膨らみを増し、
もう少しで、塩茹でにすると美味しくなるでしょう。

根や茎や葉に貯めた、力を枝豆に集めるのです。
全精力を子孫繁栄のために、枝豆に集中している姿は
死んだ祖母の皺だらけの顔を思い出します。


「土砂降りの 止む束の間の 秋の虹。」 
                   辰