2001年04月01日


最近の陽気で、春盛りです。
蔵の周りでは、土筆が顔を出し、菜の花は艶やかな黄色に染まり、そして小生の好きなしだれ桜も一斉に咲きました。
蔵の中、土の中から、木々から、あちらこちらで春は芽吹いています。
虫や蝶も小鳥たちも、目覚めのあくびをしているようです。
毎年同じ様に、春はやって来ます。

 小生、この時期好きな食べ物があります。
それは土筆で、別に、特別なものではありません。
ただ、摘んできた土筆の袴(はかま)を取り、蔵で出来た溜(醤油)と砂糖で炒めただけの
「田舎流甘露煮風土筆炒」とでも言いましょうか。
土筆、溜、砂糖の量は適当です。
勝手な好みで、小生は甘辛くします。
白いご飯(銀シャリ)と良く、合うんですョ。

 蔵で、春を感じます。

「行儀よく 土筆並びて 空広く。」 
                辰