2001年02月10日


味噌蔵でもいろいろな仕事があります。
味噌を熟成して、売るのが仕事だと思われるかもしれませんが、
蔵では、昔から仕込む前の、麹に塩と水を混ぜた半製品を売ってきました。
各家庭で桶等に移し、重石をして、熟成をします。
一年後から、食べられるようになります。
それぞれの時期の味を楽しんでもらうのです。
この地方の諺に、「味噌を腐らす家は、家の身上(財産)を食いつぶす。」と
いわれます。
そんな諺が、懐かしく思われますネ。

「縁側は 妻の仕事場 日脚伸ぶ。」 
                辰