2020年01月18日

ブログ「夏子と味噌」-10


遅くなりましたが、あけましておめでとうございます!
今年は去年よりももっと学びの多い1年になるように頑張りたいと思っている夏子です。

さて今月は「たまり」についてご紹介していきます。
たまりと言っても、桝塚味噌には「本溜」や「たまり醤油」などの種類がありますが
、こういった商品の原料になっているのが豆味噌の味噌出しの工程で取れる『みそだまり(上溜まり)』というものです。

簡単に作り方としては味噌の上から採れる「みそだまり」を元に、味噌や塩を入れたものを小さな木桶に入れ、蒸気で煮ていきます。



それを人の手で丁寧に布袋に入れていって濾過します。



この濾過する袋を持つ作業ですが、この醤油が煮えたばかりなのでとても熱く、
作業全体の後半に差し掛かると、集中力が切れて手にかかったりするときがあるので、緊張感ある作業です。



上に重しの役目となる木を載せて濾過していきます。
この木も、見た目に反してとても重いため私一人では到底持ち上げられません。
そんな木を4,5本載せてじっくり時間をかけて濾過します。
そして下から出てきた醤油をザルで濾したらできあがりです。



これらをさらに加熱殺菌してから商品にしていくので、
時間と手間がとてもかかっていますが、その分深みがあっておいしいたまり醤油に仕上がります。

『たまり醤油』は、ぜひ煮物の味付けやカレーの隠し味などに。
『本溜』は、最高級のお塩のようにお肉や魚に少しつけて。

私は最近はこのたまり醤油で炒飯を作るのにハマっています。
では、来月は「みその学校」の裏側についてご紹介します!


2020年01月15日

蔵元写真館「追憶」36 弁財蔵建設-3


現在ならばクレーン作業の範疇。
安全基準の緩い時の作業風景で、サーカスのような鳶職人がいました。
柱を設置し、梁をを組み、そして屋根を組み上げる。
段階ごとの仕事が進む様子は、モノづくりの原点です。



弁財蔵屋根の設置風景(1950~1955)


有ること難し。 店主


2020年01月09日

木桶サーフボードが「SURFIN'LIFE」 1月号に掲載されました!



私がサーフィンを始めたのは、大学生の時です。
時間が有り余ってたのでなんか面白い事始めたいなーと思ってる時に、前々から興味はあったサーフィンを湘南に体験に行ったのが最初のきっかけでした。

やってみたら面白くて、1人で楽しめるし一気に虜になりました。
周りにやっている人もいなく、今みたいにyoutubeなども無い中この「サーフィンライフ」という月刊誌を毎月買って読みながら勉強してました。

そんな人生で一番買った雑誌になんと出場して3位になったアップサイクルコンテスト2019の事が写真付きで載ってました!!


ブログ https://temaemiso-susume.com/kioke-project/2442/

有ること難し。 店主