2019年10月16日

蔵元写真館「追憶」33


戦後の国民の生活リズムの変化に合わせ、味噌蔵の新設が進められた。海軍飛行場の建物を利用した大黒蔵、恵比寿蔵に合わせ寿老人蔵、弁財蔵の建設が進む。



弁財蔵建設を北側と南側より遠望した会社全景(1950~1955)


有ること難し。 店主


2019年10月15日

ブログ「夏子と味噌」-7


こんにちは
大分涼しくなってきましたね!

前回は機械で味噌を掘り出す方法をご紹介しました
今回は、人の手で掘り出す方法をご紹介します!
桝塚味噌の蔵には、天井の梁の高さの関係で
前回ご紹介した機械を入れることができない所があります。
そのような蔵で味噌を出すときは、2mほどの深さの味噌を全てスコップだけで掘り出します。



この作業がものすごく大変で、上の方を掘るときは下に落とすだけでよいのですが、
下の方になっていくにつれて、桶のふちまで味噌を上げなければいけません。
そうすると、相当な腕の力が必要になります。
さらに、みそが柔らかいので足も埋まってしまい、踏ん張ることすら難しいです。

掘り出した味噌は、大きな漏斗を通って、二石と呼ばれている容器に入れていきます。



こうして出された味噌が商品になって、みなさんのお手元に届きます。


さて、全て掘り終わった後、掘り出していた人たちに今の気持ちを体現していただきました。



「疲れた…」とのことだそうです。

さて、
大豆ですが、全て乾燥したのでできあがりです!



パリパリで、さやが割れているものもありました。



植えたものよりかは少々小粒になってしまいましたが、無事にここまで育ってくれてよかったです。
完成した大豆は、「みその学校」や小学生の見学の際の説明で、みなさんに見ていただこうと思っています!

今月までで、大豆から味噌になって、出来上がるまでの過程をご紹介してきました!
来月は白味噌について紹介していこうと思います!


2019年10月08日

【募集】11/17(日)選べる!手作りみその教室@東京/代々木



東京・代々木での2019年11月度の手前みそ教室の開催日が決定
11月の開催日は・・・年末の準備が忙しくなってくる11/17(日)に決定です。
*お子様もご参加可能です
仕込んでいただく味噌は、熟成期間が短めの米みそ(白みそ)と長期熟成型の豆みそ(赤みそ)からお好きな味噌を選んで下さい!
特に東京で本物の豆みそ(赤みそ)の仕込みが体験できるのは、間違いなくここだけです!
発酵に興味がある方、手前味噌を仕込んでみたいと思っていた方など、作り方からお家での保管方法まで詳しく丁寧にご説明させていただきます。
ぜひ楽しくみそを仕込みましょ~!!


内容・申し込み 詳細は「手前みそのススメ」で検索してください。
午前クラス           https://temaemiso-susume.com/event/2153/
午後クラス(リピーター向け)https://temaemiso-susume.com/event/2156/


有ること難し。 店主


2019年10月08日

11/16(土)みその学校~手作りみそ教室(AM/一般、PM/リピーター向け)@桝塚味噌



2019年11月度の「みその学校~手作り味噌教室」の開校日が11月16日(土)に決定です!
今回は午前クラスは蔵あるきや味噌の勉強もする一般クラス

午後はリピーターさん向けのクラス(蔵歩きやみその勉強は無しで、各々仕込んで終わり次第解散)の2クラスになります。

みそについて学んで実際にみんなで手前みそを仕込みましょう!
*仕込む味噌は「豆みそ」と「米みそ」から選べます。(詳しい違いは下の方に記載してますのでご確認下さい)


内容・申し込み 詳細は「手前みそのススメ」で検索してください。
https://temaemiso-susume.com/event/2202/


有ること難し。 店主


2019年10月04日

「Upcycle Contest 2019」でファイナリストに



今年木桶再生プロジェクトで徳島の高森さんたち取り組んだ「木桶サーフボード-アライア」
完成から1ヵ月後の8月末、ふと見つけたvisslaが主催する「Upcycle Contest 2019」の募集を見つけ、コンテストのコンセプトとこのサーフボードが非常に合うなーと思い、軽い気持ちで応募してみました。


Upcycle(アップサイクル)とは
リサイクルやリユースとは異なり、もともとの形状や特徴などを活かしつつ古くなったものや廃棄されるものに新たにプラスの価値を生み出すサスティナブル(継続可能)なモノ作りの方法論


応募から1ヵ月、なんと主催するvisslaから突然君のサーフボードがファイナリストに選ばれたよ!って連絡がきました。
青天の霹靂とはまさにこの事で、イベントなどでバタバタしてた事もあり応募した事自体忘れてましたが、大興奮!
10月中旬にカリフォルニアのDana Pointである最終審査・表彰・展示などに招待されました。
すぐに一緒にプロジェクトをやってくれたシェイパー高森さんに連絡を取り、即決で行く事に!
詳しく見ていくと、このファイナリストには世界で8人(8プロダクト)が選ばれており、日本人は私達のみ。
たぶん人生、最初で最後の世界一のチャンス
久しぶりのカリフォルニアを楽しみながら頑張ってきます!


関連ブログ
【Wood Board-1】木桶からサーフボードを作ります!
【Wood Board-2】木桶から作るサーフボードの製作プロセス
【Wood Board-3】木桶サーフボードはちゃんと浮くのか?波に乗れるのか?