2005年08月16日

播種3週間後

三井さん(弟)


播種の時期により現在は成長が違います。
7月前半播種の大豆畑では、中耕が済み夏盛りです。
7月後半播種はまだ20センチ程度です。
以後、みるみる成長し、9月には大差なくなります。
約1月間のズレは、生産量の安定化には必要です。
開花時期をずらすことで、台風などの自然災害から
被害を最小限にする知恵なんですよ。
自然と上手に付き合うコツなんですね。

有ること難し。店主


2005年07月24日

岡崎の三井さん

安城の神谷さん


岡崎市東牧内の三井さんです。
今年から大豆、よろしくお願いします。」と小生
三井さんは家族二世代で専業農家をされています。
二歳の娘がいる若々しい青年です。
「約35町歩(105,000㎡)の大豆を播種します。」
一年間、大豆畑を見させていただきますね。

蔵にとって、今年で三箇所目の契約栽培を結ぶこととなりました。
これで、蔵を取り巻くすべての方向での契約栽培を確立できました。
昔、言われていた矢作大豆の原産地を網羅する契約です。
豊田の桝塚会(有我代表)、安城の神谷さん、そして岡崎の三井さん。
皆、顔の見える、本当のお百姓さんたちです。
一年間、よろしくお願いしますね。

有ること難し。店主


2004年12月03日

神谷 修御夫妻

収穫風景


待ちに待った収穫です。
「今年は、台風の影響で早く葉が落ち、例年に比べて、
粒が小ぶりで、腐れ豆も有ります。」と修ちゃん。
でも、あの台風を乗り越えた大豆には、
ただ「有り難う。」の言葉しかありません。
「来年も、よろしくお願いします。」と小生。
こんな当たり前の大豆に、
"有ること難し"と感じることは・・・素敵ですよね。

合掌。 店主


大豆を感じる、修ちゃんと筆者


半年間「修ちゃんの大豆畑日記2004」を掲載させていただきました。
神谷 修御夫妻はじめ多くの方々のご協力に感謝申し上げます。
2004年は終りますが、また新しい大豆畑日記は続きます。
今後もよろしくお願いします。


2004年10月24日


米の収穫も終わり、先週この界隈の「秋祭り」でした。
今年は台風の当たり年で、日本海側、そして台風22、23号が九州、四国、
東海地区に甚大な被害を与えました。
大豆は、朝夕の冷たい風にさらされ、青々とした葉は光合成を止め黄葉し、
茎から落葉を始めています。今回の台風で、少なからず倒木しました。
それでも、次世代に子孫を残すため、種子にすべてのエネルギーを注ぐのです。
我々人間は、何を次世代に残そうとしているのでしょうね?・・・
大豆からたくさんのことを、教えられる気がしませんか。

「味噌桶を 担いで老いを 感ぜざる」 鎌次郎

合掌。 店主


2004年09月18日

大豆の葉

ハスモンヨトウ虫


大豆の順調な生育は、虫達にとっても快適な環境のようです。
契約栽培の大豆畑でも、ハスモンヨトウ虫(害虫)が発生しました。
こうなると、殺虫剤の散布を予定しています。

今、世界では遺伝子組換え大豆が主流になってきています。
大豆の遺伝子に、虫から得た殺虫効果のある遺伝子情報を組換えた大豆です。
日本ではまだ栽培されていません。
人間に都合の良い環境にするため、虫達は殺虫剤で殺され、
あるいは遺伝子を操作し当たり前のように駆除されます。

自然との共存とは、どういうことなのでしょう?
是非、畑に出て、考えたいものですね。

「味噌醸す 匂い漂う 飛行雲」 信

合掌。 店主