2024年01月25日

蔵元写真館「追憶」77



ばあちゃんと三代目(1967)


記念すべきゾロ目、77回は少々PV系です。
大好きだった「働くばあちゃん」は素敵でした。
いつも通り、モンペに割烹着、そして「姉さん被り」の手ぬぐい。
働く女性のいでたちでした。
三代目は10歳。1967年の姿です。


有ること難し。 店主


2023年11月29日

全国味噌鑑評会で・・



今年の全国味噌鑑評会で弊蔵の愛知県産大豆を使用した「豊田桝塚豆みそOriginal」が会長賞をいただきました!
出品された味噌で唯一アルファベットを冠した商品名のようです。
鑑評会向けに特別に仕込んだ味噌ではなくいつもと変わらない桶、蔵、微生物の力を借り、普段通りに育てた味噌です。
スーパーでも買っていただくことができる味噌が賞をいただけたことは何より嬉しいです!


有ること難し。 店主


2023年09月16日

幻の発酵食品/発酵文化推進機構主催



幻の発酵食品(NPO法人 発酵文化推進機構主催)が東京・日本橋で開催されます。
10/6は無料で参加できますので興味あるかたは是非参加ください。
弊蔵の三代目も一時間の予定で講演します。


有ること難し。 店主


2023年09月01日

蔵頭ブログ-39


立秋もすぎ暦の上では秋なのですが
まだまだ暑い日が続いています
いかがお過ごしですか?
『蔵 頭』 です
前回は速醸法の特徴について話をしました
今回は私たちますづか味噌でおこなっています天然醸造について話していきますね



天然醸造は
人工的に加温や温度調節をせず、自然の気温変化で発酵熟成をおこなうことを天然醸造といいます

では
天然醸造のメリットとは
・様々な酵素が反応し風味・旨味が多い味噌になる
日本には四季があり年間を通して暑かったり寒かったりします
酵素も様々いまして
温かいときに活動するものもいれば、なかには寒い時にしか活動しないものもいます
速醸法のように一定の温度で熟成をしていると
限られた酵素のみで発酵します
天然醸造ですと高温から低温域で酵素反応がおき様々な発酵生成物が生成され
風味や旨味に富んだコク味の強い味噌ができ上がるのです

デメリットとは
・熟成に長期の日数が必要です
温度変化があり発酵がゆっくりのため味噌ができるまでには時間がかかります
・熟成中の味噌桶の広い保管スペースが必要です
味噌ができるまでに時間がかかるため仕込む桶・熟成中の桶・出来上がった味噌の桶と
桶の数がたくさん必要です。またそれを置く蔵がなければなりません。
・桶内の熟成状態が不均一
桶の上部と下部では硬い軟らかいの違いもありますし桶肌に近い部分と中心部では
熟成状態の違いがあります
このように天然醸造で味噌づくりをおこなっていくことは熟成に長い時間がかかるので管理をしていくのはとても大変です。
しかし私たちが一番大事にしている高品質な味噌は天然醸造でなければできません
美味しい味噌をつくるため妥協せずに取り組んでいるのです

次回は
天然醸造と速醸方法で使う桶について話をします。
お楽しみに!!!


2023年07月28日

蔵元写真館「追憶」76



商品群と出荷待ち商品(1965~1970)


製造、熟成そして製品加工のラインができる
安定的生産のおかげで商品群形成が可能なる


有ること難し。 店主