
2017年02月07日
3/18(土)10時~蔵元 桝塚味噌にて本物の味噌蔵で仕込む手前みそ体験教室&味噌蔵見学を開催!
桝塚味噌のフェイスブックページに”いいね”をして頂いている方は特別割引もあります!
発酵や手作り味噌に興味ある大人の方はもちろん、お子様と一緒に自分たちの手で大豆をつぶして味噌を仕込むという貴重な体験を通して、味噌を知って頂きながらお楽しみ頂く企画になっています。
味噌仕込みだけでなく、蔵開催だからこそ通常では見る事のできない味噌蔵や、江戸時代から使われている150年以上前の木桶など、普段は一般公開していない味噌蔵をご案内します。
ぜひ肌で味噌・歴史・伝統を感じにきて下さい。
*人数には限りがありますのでご予約はお早めにお願い致します
ご予約の詳細やご予約は以下のホームページまで!
https://www.temaemiso-susume.com/single-post/7
有ること難し。 店主
2017年02月03日
http://www.temaemiso-susume.com/
手前味噌は、「自画自賛」「自慢」といった意味で現代では使われています。
本来の語源は、かつて多くの家庭で「手前」つまり自家製で味噌は作っており、そんな味噌は原料の種類や配合、発酵させる環境や時間でその家ごとに味が違うものでした。
家ごとに個性があり、手塩をかけて育てられた味噌を他の人に自慢したことから、現在の意味に繋がったとされています。
ただ日本全国に何万という個性ある色々な種類の味噌が存在していたのも、今となっては昔の話しです。
家庭で味噌は作られなくなり、地域毎にあった小さな味噌屋も食の変化や安価な大量生産との価格競争など様々な要因で味噌屋をやめていきました。
日本で一番、多様性・地域性を残す食品といっても過言では無い味噌文化も少しずつ確実に消え始めています。
失われつつある味噌の地域性や多様性、家庭で作られていたといった事は文化や伝統としてだけで無く、味噌の一番の価値であり面白さだと思います。
手前味噌は教えてくれます、
”自分の手で作る楽しさや喜び”
”自分の目で材料を確認できる手作りの安心”
”旨いでは無い、本当の美味しさ”
ぜひ少しでも感じて頂き、皆さんの食卓に手前味噌を通して、ちょっとした幸せを届けていけたらと思っています。
日本人には当たり前にすぎて、でも実は全然知られていない味噌の事、楽しみ方など多くの方に知って頂き、少しでも全国各地の地域ごとに多種多様な味・見た目を持つおふくろの味である味噌という食文化がこの先の日本にもいいカタチで残していきたいです。
この志を胸に体験型ワークショップ「手前みそのススメ」を発信します。
有ること難し。 店主
2017年01月28日
新企画 蔵元写真館「追憶」をスタートします。
我々蔵元 桝塚味噌(野田味噌)だけでなく、日本の歴史を写した未公開の写真を定期的にアップロード致します。時代を振り返る時、過去の多くの人々の、絶え間ない努力と犠牲の上に成り立つ現在の日々に、「ふっ」と感謝の念が湧きます。
そんな思いから「追憶」というタイトルをつけました。
「清市大志を持つ」 大正15年(1926) 後方左から二人目
「初代清市成人記念」 大正15年(1926) 後方左
愛知県碧海郡上郷村桝塚、貧乏な小作人であり、また村の床屋と屋根拭きとして細々と生活していた野田弥市に長男清市が明治39年(1906)10月19日に産声を上げた。清市は兎唇(みつくち)で、すぐに縫い合わせをしたが、一生その傷跡は残った。子供時代、その兎唇と貧乏は彼自身の心を傷つけた事は確かであった。
明治39年生まれの清市にはその後生まれた14人の兄弟(内6人は死産又は生後まもなく死亡)があり、彼は尋常小学校卒業と同時に、今度は口減らしと現金収入の為に、肉体労働の人夫仕事に出された。
この骨太の体はこの肉体労働の賜物である。
有ること難し。 店主
2017年01月26日
http://www.misodikara.jp/hpgen/HPB/entries/16.html
蔵元レシピ第4弾は、寒い冬に大活躍間違いなしの「味噌鍋のもと」です。鍋は冷蔵庫の余った食材を使えて、簡単に早く作れますが、どうしても同じ味の繰り返しは飽きてしまう方にもオススメの調味料・薬味のちょい足しでアレンジ自在のレシピです。
市販で鍋のもとも売っていますが、手作りすればシンプルな調味料で何が入っているか分かる、どなたでも安心して食べて頂ける鍋のもとがすぐできます。
引き続き、皆様の「味噌のあるちょっと幸せな生活」を応援して参ります!
有ること難し。 店主
2017年01月10日