2004年07月25日


中国大豆の生育状況を撮影した写真を入手しました。
写真は 黒龍江省 ハルビン市の北方の畑を撮影したものです。早い株はすでに蕾をつけておりました。
当地の農家の話では、現時点のところ 作付け面積も増え、作柄も概ね良好で供給量は増える見込みとのこと。開花→結実→成熟期間では、日照時間を多く得られることを期待されています。(昨年は、8月から収穫迄にかけ、日照時間が著しく減少し 作柄に大きく影響したことによる為です)

日本の食は、今、世界に頼っています。
弊蔵でも、国産大豆だけでは成り立ちません。
だからこそ、日本の農業を考えなければなりませんね。
( 資料元 朋和商事㈱ )

合掌。 店主


2004年07月11日

TBSから、テレビ取材が二日間、蔵に入りました。
スローフードの話で、イタリアの食と日本の食の比較をするとのことです。
我々のような、あたり前の味噌屋からは、
「どうして、我々の蔵に・・・」と感じますが、
日本では、もうあたり前の味噌屋がもう無いとのことで・・・
恥ずかしい気持ちと誇らしい気持ちで、心が揺れます。
でも、日々あたり前のことを、淡々とこなしていきます。
蔵では、今日も同じ作業が繰り返し行われます。

合掌。 店主


2004年06月06日

小泉武夫氏の講演

売り場風景


東京、日本橋高島屋にて、小泉武夫氏(東京農業大学 教授)の推薦により、
味百選の催事に参加しました。東京のお客様には、はじめてのご紹介です。

『日本の食文化を担う覚悟を伝える。』そんな、大袈裟な思いで参加しました。
伝えることが出来たか、どうかは解かりませんが、
そんな思いで参加している味噌屋も、在るんだってこと表現してきました。

小泉武夫先生を中心に「食に命を懸ける会」そんな素敵な会が発会しました。
「同じ想いを持つ仲間が、こんなに居るんだ。」嬉しく思いました。
高き志を持ち、生きていかなければと実感した東京でした。

合掌。 店主


2004年05月04日

説明中の高木君

初めて味わう味噌玉


安城市のデンパークにて、味噌つくりの体験学習会を行いました。
なじみの味噌ですが、自分で仕込んだことはありません。

昔は、どの家庭でも手前味噌を作っていました。
今となっては、なかなか体験出来ませんよね。
少しでも、感じていただければと・・・

あたりまえの事が、あたりまえでなくなりましたね。

合掌。 店主


2004年04月10日

刈谷市の小垣江で大豆を作って15年経ちました。
毎年の天気によって作柄が変わって、
大変微妙な作物だと
最近思うようになりました。
これも異常気象のせいでしょうか。

『自然を人間が大切にしなければ・・・』と
感じられようになりました。

「生きる」ってな、「人」と「土」を書くんだよ。
それが交わって「生きる」ってことなんだよ。
と教えて下さいました。

合掌。 店主