2005年02月16日

桶の中

ジョンさんと豚汁を


中日新聞の取材でコラムニストのジョン ギャスライトさんが来蔵されました。

彼との関係は・・・ 8年程前、「ジョンといいます。」
と ニコニコして、会社の玄関を入って来た事を思い出します。
「ギャスライトと言うのは、桶職人って意味なんですよ。」
「木の上に家を作りたいんです。」
「多くの子供達に、森の中で夢を見せてあげたいんです・・・。」
「だから、大切な桶を譲ってください。」と、キラキラした目。
  沈黙・・・
「よーし、譲りましょう。」と日本男子の小生。
決して譲った事のなかった桶を、簡単に無償で譲る事を決めました。
今から考えると、まるで「ラストサムライ」の世界でした。

夢って、人の心を温かくしてくれますよね。

合掌。 店主


2005年01月06日

洗い終わり


年末最終日、直売店では大洗をします。
秤売り用の桶、床すべて水で綺麗に洗います。
この作業が終ると、一年が終るなぁなどと感じます。
直売店だけでなく、蔵全体が洗われ、一年の垢が落ち、
新年を迎える準備が整うのです。
感謝と希望が、脳裏に現れますね。 有り難うさま。そしてよろしくね。


合掌。 店主


2004年12月04日

中京TV クスクス嬢

よこしま撮影隊


中京テレビ 「クスクス」食材の旅で取材がありました。
契約栽培農家(参照 修ちゃんの大豆畑日記)の大豆の取材からはじまる
「豆」ドキュメンタリーです。
ディレクターの神谷さんから一言。
「とろみそは本当に、塩辛くなく甘味さえ感じますね。」 とお褒めの言葉を頂きました。
昔から、当たり前のことを当たり前にやってきただけなんです。
これからも変わらず味噌を育て続けますね。 これからも良い番組を育ててくださいね。

合掌。 店主


2004年12月03日

神谷 修御夫妻

収穫風景


待ちに待った収穫です。
「今年は、台風の影響で早く葉が落ち、例年に比べて、
粒が小ぶりで、腐れ豆も有ります。」と修ちゃん。
でも、あの台風を乗り越えた大豆には、
ただ「有り難う。」の言葉しかありません。
「来年も、よろしくお願いします。」と小生。
こんな当たり前の大豆に、
"有ること難し"と感じることは・・・素敵ですよね。

合掌。 店主


大豆を感じる、修ちゃんと筆者


半年間「修ちゃんの大豆畑日記2004」を掲載させていただきました。
神谷 修御夫妻はじめ多くの方々のご協力に感謝申し上げます。
2004年は終りますが、また新しい大豆畑日記は続きます。
今後もよろしくお願いします。


2004年11月06日

収穫中

農民 林さん


中国では大豆の収穫が終盤になりました。  
 産地の集荷業者や生産農家の話によると、収穫時の天候が良かったことで最終的な
反収は比較的良好と言えたが、成熟期にあたる8月後半〜9月の期間雨が降らず
旱魃であった影響で粒径が今年は小さい傾向になりました。
昨年は先高を見込んで大量買付けした産地業者が、大もうけしたのを目の当たりにした
農民達が、今年は我もと考えているせいか、農家が売り渋る傾向にあります。
いずれにしても今後 相場が大きく変動する可能性もあり、市場からは暫く
目が離せそうにありません。

( 資料元 朋和商事㈱ )

合掌。 店主