
2000年09月14日
一夜明け、冠水した大豆畑はどうにか水が引き、またもとの姿になりました。大豆も半分までは冠水の汚れはあるものの、しっかり雨上がりの日差しに葉を向けています。大豆のさやがまだ膨らむ前で、「よかった。」膨らんだ後に、冠水したら、多分、収穫は全滅だったでしょう。
百姓は、すべてお天道様任せです。
「秋茄子の 全(まった)き色に 漬けあがり。」
かま次郎
2000年09月13日
まとまった雨も、度を越え大雨です。大豆畑は農業用の排水溝からあふれ出た水のため、冠水しています。水が引けば多分大丈夫ですが、根腐れと病気が心配です。ほどほどの雨が良いのに。
自然相手は、「どうしようもない事は、どうしようもない。」そんな感じです。
「虫の夜を 酌むや片耳 孫に貸し。」
かま次郎
2000年09月12日
久し振りのまとまった雨です。今まで乾いていた畑も、この時を待っていたように、大地の中に水分を貯めていきます。大豆は受粉した後、着実に生命力を次世代のため蓄えています。
姿は枝豆になり、さやの中は小さな豆ができています。今まで葉、茎そして土の中で蓄えた生命力を、さやの豆にすべてを集めていくのです。偉大ですね。
「道添いの 秋の菜園 立ち話。」
かま次郎
2000年09月04日
大豆の花は咲き終わり、薄紫の花は茶色に枯れました。受粉ができたようです。
今からは大豆のサヤが大きくなり、枝豆が出来上がっていくでしょう。
葉は所々虫に食われたようですが、なんとか順調にきています。しかし残暑がきついですね。
「風鈴の この良き国の 風を聴く。」
かま次郎
2000年08月22日
盆も過ぎ、朝夕過ごし易くなってきました。大豆畑は、順調にきています。
一見、大きな変化は見当たりませんが、多少虫食いの葉を除けて見ると、薄紫の小さな花を咲かせています。可憐です。「秘すれば 花。」こんな花を言うのですね。
「瓜食らう 餓鬼の記憶の 遠くなり。」
かま次郎